社内改善の歴史と月間 改善ニュース

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社内改善の歴史

2013年に創刊100号を達成!1600件を超える改善ノウハウが凝縮された月刊ニュース誌

2004年から全社員でコツコツと継続してきた改善。その事例を掲載したニュース誌が、2013年に創刊100号を迎えました。 役職や部署を問わず一人ひとりが仕事に正面から向かい合い、改善提案をし、実行してきました。ここには私たちの会社作りの道のりが詰め込まれています。

月刊改善ニュースの変遷

改善ニュース_2014年1月号_No102

改善ニュース_2014年2月号_No103

改善コンサルタントの「プロ」から見た当社の評価

生産性向上のための改善指導を行って頂いている、改善コンサルタント 椿 修治さんに、当社の印象や、改善への取り組みなど、幅広い視点から語っていただきます。

はじめて当社を見たときの印象を教えてください。

とにかく驚きました。私は100社近い企業にお邪魔していますが、こんなに長くて大きい製品を加工している会社は初めてでした。ただ、その雰囲気は典型的な鉄工所という感じでしたね。あくまで個人の力量任せ、一人ひとりが自分のテリトリーを持って仕事をしている職人集団という印象です。

中川さんの場合は多品種少量生産で尚かつ品物が大きいですから、グループで作業することが比較的少ない。そういった土壌が影響していたのでしょう。ですから、私はコミュニケーションを密にし、風通しを良くする仕組みをご提案しました。

改善コンサルタント 椿 修治さん

改善コンサルタント 椿 修治さん
コマツでの生産管理を経験。トヨタ生産方式を基盤にした独自手法を実践。

10年間で大きく変わったことは何でしょうか?

コミュニケーションが良くなり、情報や仕事の流れがスムーズになったと思います。時折感じることもあったギスギスした雰囲気もなくなりました。

中川さんの仕事は標準化しにくい仕事ですが、経験上このような場合は、きめ細かな作業指示が必要です。しかし、現実には受注生産で製作数も少ないため、その都度詳しいマニュアルを作る訳にはいきません。また、機械を2台同時に受け持つマルチ生産をしようにも、作業時間に占める段取り時間が多く、また一品一様の複雑な作業ですから、これも極めて難しい状況にありました。

そこで、現場グループの班長さんの権限拡大をご提案しました。工程変更やマルチ生産の組み合せ方、改善や不良削減活動などを班長さんにお任せしようというものです。皆さん、当初は戸惑っておられましたが、今ではリーダーシップを発揮する立場にあることを強く意識し、粘り強く実践されています。2ヶ月毎の訪問時に話しをすると、レベルが上がっていることが良くわかります。

中川鉄工所の現場風景

100号を超えた改善ニュースについて教えてください

10年近く、休むことなく全員参加で改善を行い、またその記録を月刊ニュースとして発行されていることは素晴らしいことです。

特筆すべきは毎月1回、機械を停めてまで全員参加で取り組んでおられるところです。よく改善活動を行っている企業が紹介されますが、その多くは推進チームだけで行っている場合が多く、活動が企業風土と言えるまで根付いていないケースがほとんどです。

また、最初の掛け声だけが大きくて挫折する会社が多い中、見逃してしまうような小さな改善まで取り上げて、コツコツと続けていることに対して敬意を表します。

気付きにくいことですが、改善活動はコミュニケーションの推進にも貢献しています。実はNC機械での切削は誰がやってもあまり差が出ないものです。差がつくのは準備や技術的な情報集め。このレベルを上げないと生産性は向上しません。その実現には人と人とのコミュニケーションが欠かせませんが、改善活動はその土壌づくりとも言えるのです。

月刊改善ニュース

新人育成についてはどうお考えですか?

入社後の段階的な教育の仕組みは、大手企業には見られない独自のやり方ですね。まず汎用機から使いはじめ、慣れてきたらNC機。そして徐々に使える機械を増やしていくという流れになっており、段階を踏みながら勉強できるという仕組みが良いと思います。

常に仕事内容が変化するので単調さがなく、また固有技術を本気で身につけたいと思っている人にとっては、自分の成長や進化が良くわかり実感できるので、やりがいがあるのではないでしょうか。大手企業や普通の量産品加工業者の場合は、一旦生産ラインに入ってしまうとその仕事しか分からない、知らないという現象が起きてしまいます。ライン内での短いサイクルの動きを無駄なく行うことは出来ても、仕事全体を理解できることは極めて稀です。中川さんで一人前になることは大変でしょうが、それは多くの企業で働く他の人にとっては望んでも出来ないことなのです。

もちろん、手放しで評価しているわけではありません。今の時代に合った、効率的な指導方法を築く必要はあります。機械を移ったときに短時間でどう引き継ぐか、どうすれば失敗を最小限に抑えることができるかなど、課題も残っています。

新人育成 中川鉄工所の現場風景

当社が生き残るためのカギは何だと思われますか?

中川さんには他社にはない独自性と、社長さんをはじめ全社一丸となって取り組もうとする一体感があります。これは一見普通なことのようで、案外難しいことです。しかし、従来のやり方では時代に取り残されてしまう可能性があります。

ここからは私の提言です。中川さんはこの10年の間に、国の補助金事業や県のニッチトップ育成企業に選ばれるなど、継続的な成長に向けてステップアップされました。しかし、更なる飛躍をするためにはソフト面の充実を含め、より踏み込んだ体質改善が必要だと考えます。

難削材の長尺大型品をお客様の要望に合わせて短納期で納めることが出来る体制を構築すること。厳しいようですが、中川さんの力を持ってすれば必ず実現できると思います。

改善を考えるの様子

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