「ドウシン」
2024年5月17日
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冷え性になってから、めっきり足に汗をかかなくなった機械加工担当のHです。
お年頃…かな。夏に期待です。
さて、ドウシンと聞くと真っ先に「童心」を想起しますが今日は機械加工でいうところの「同心」です。ワクワク。
主に丸い材料を加工する旋盤は、この同心が非常に重要です。私も絶賛勉強中の身。ざっくりとした説明をご了承ください。
一般的に円形状の棒や筒は、長くて細いほど途中でたわみます。
大袈裟に言えば、自重や重力に従って大縄跳びの紐のように真ん中あたりがダランと垂れ下がってしまいます。
頑固で硬派に見える鉄でさえ、うな垂れる日もあるのですね。
そうした曲がった材料を精度よく真っ直ぐに加工するのは至難の業。しかし、これこそが中川鉄工所の大切なお仕事になります。
加工では片側の端からもう片方の端まで同じ円の中心を通ることが高精度の保証だと言えます。
この、中心からどれくらいズレているのかの度合いのことを「同心度」というようです。
心を同じくする。なんだか素敵な言い方だと思いませんか?
我々は、真面目にいいものを作っています。
尚、今月18日(土)まで石川県産業展示館で開催のビジネス創造フェアいしかわに出展中です。
弊社の加工にご興味の方はお気軽にブースまでお立ち寄りください! では今日も、ご安全に。