知識・経験・管理体制が高品質の秘訣
当社は、長尺・大型加工を得意とし、最大14,200mmまでの長尺加工が可能です。
そのため、「ひずみ」、「ペア相互差」、「振れ」など、長尺製品特有の品質管理も課題に上がります。
品質を追求する7つの取組
01認定検査員による専門検査
最終検査は、(株)小松製作所と(株)日立製作所の認定検査員資格を取得した専門検査員が行います。また、非破壊検査も実施しています。(協力企業に依頼)
※認定検査員とは、重要保安部品等の最終判断ができる検査員です。材料・測定・検査・品質管理など、厳しい検定試験の合格者だけに与えられる資格です。
※非破壊試験とは、物を壊さずにその内部や表面の傷、あるいは劣化の状況を調べる検査技術のことです。超音波探傷検査(UT)・磁気探傷検査(MT)・浸透探傷検査(PT)などが該当します。
02計測器の徹底管理
当社で扱う計測器は数百に及びます。これらは「計測器管理規定」に従い、有効期限を明記した個別シールで識別。定期的な校正で精度維持を実現しています。
03再発防止対策
全ての不適合品に対して原因を追及し、再発防止対策に取り組んでいます。「後工程はお客さま」を合言葉に、従業員一人ひとりが役割を果たすようにしています。
04ISO9001の認証取得
文書や計測器管理など基本的活動はもちろん、形骸化しがちな内部監査にも力を入れています。弊社の「品質マニュアル」は全員参加で作り上げた想いが込められています。
05環境マネジメントシステム「KES」の認証取得
KESは、特定非営利活動法人「KES環境機構」が主催する、ISO14000と同等レベルの中小企業向け環境マネジメントシステム規格です。自然と共生できる持続可能な社会の実現を目指し、2008年にKESを認証取得しました。産業廃棄物削減や社内外の緑化活動に取り組んでいます。
06生産管理システムの活用
2015年度より生産管理システムを新しくしました。見積から受注、工程管理、実績管理、請求書の発行まで行うことができ、部門を超えて情報共有が可能になりました。
07考動ミーティング
毎月第一土曜日に開催される全員参加のミーティング。社内改善活動の発表や加工不適合についての意見交換、各部門・サークルからの報告など、社内外で起こる様々な出来事を共有しています。外部から講師を招いて勉強会を実施することもあります。